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丸紅、インドで4件目の不動産開発事業に参画

外観完成予想図

 丸紅(株)はこのほど、インド共和国マハーラーシュトラ州プネ市の住宅開発・分譲事業に参画すると発表した。インドにおける4件目の不動産開発案件。

 プネ市は、700万人の人口を抱えるインド有数の都市。近年は、国内外の自動車産業やIT産業が多く進出した影響もあり、インド全土より継続して人材が流入しており、住宅需要が高まることが見込まれている。同事業の計画地であるワゴーリ地区は、ITパークやビジネスセンターの開発が進められている商業の中心カラディ地区からも至近。

 同社は、大手不動産会社のKolte-patil Developers Ltd.と連携。敷地面積約2万平方メートル、地上11~13階建て・6棟(住宅戸数約570戸)の住宅を開発・供給する。8月に着工済み。

 今後は不動産開発にとどまらず、社会インフラ整備や、新たな商流・サービスなどの複層的な事業展開も視野に、インド市場を海外不動産開発事業の一つの柱としていく考え。


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