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三菱地所、シードファンドにアンカー投資家として参画

 三菱地所(株)は4日、スタートアップ併設型のシードファンド「Co-Founder Fund投資事業有限責任組合」(以下、「Co-Founder Fund」)にアンカー投資家として参画したと発表。併せてCo-Founder Fundのスタートアップスタジオ活動拠点を、同社が運営する「xLIND丸の内永楽ビル」(東京都丸の内)に開設した。

 「Co-Founder Fund」は、(株)プライムパートナーズが設立する創業前および創業後間もないシードステージを対象とするベンチャーキャピタルファンド。ファンド規模は20億~40億円を予定している。
 スタートアップスタジオとは、起業家が新しいコンセプトを打ち出す上で理想的なリソースを提供する組織。複数の企業を同時期に立ち上げることで効率的な支援ができ、多くの企業を生み出すことができる。

 三菱地所は、スタートアップスタジオを通じ、同社の事業課題等を起点に新事業アイディアを発掘し、新たな事業の共同創業を目指す。また、創出された事業の将来的な買収等も視野に、事業共創を進めていく。

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