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大和ハウス、米国でホテル開発

「EVEN Hotel andStaybridge Suites Orlando Universal Boulevard」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は8日、米国の現地法人を通じ、フロリダ州オーランドでホテルを開発すると発表した。米国でのホテル開発は同社では初。

 インターコンチネンタルホテルズグループ(以下、「IHG」)と共同で推進する。開発地はフロリダ州中央部のオーランドで、開発地の周辺には全米最大級の延床面積の「オレンジカウンティコンベンションセンター」があるほか、2025年には全米最大級のアミューズメントパーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」が開業予定で、ビジネス・観光の両方の利用が見込まれる立地。
 敷地面積は1万8,082.5平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建てで、延床面積は1万8,640.5平方メートル。

 「IHG」が展開するビジネス利用向けの「イーブンホテルズ」と旅行者向け長期滞在型の「ステイブリッジスイーツ」の2つのホテルブランドを1棟に集約した「EVEN Hotel andStaybridge Suites Orlando Universal Boulevard(イーブンホテル アンド ステイブリッジスイーツ オーランド ユニバーサルブルーバード)」(総客室数288室)とする。

 「イーブンホテルズ」(客室数120室)はビジネス利用の顧客向けに「スタジオタイプルーム」と「スイートルーム」の2つの客室を用意。「ステイブリッジスイーツ」(客室数168室)は、キッチンや家電を備え、約32平方メートルと約51平方メートルの客室を用意した。付帯施設として、大型コンベンションルームやトレーニングルーム、屋外プール、アスレチックスタジオなども設ける。

 竣工・開業は26年8月の予定。

付帯施設の屋外プールイメージ

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