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三井H、木造M用技術を戸建てに最適化した2×4工法開発

従来のツーバイフォー工法(写真左)では窓の上端、バルコニーへのまたぎ、部屋内のがり壁などが必要だったが、「MOCX WALL工法」(写真右)ではそれらがないデザインが可能に

 三井ホーム(株)はこのほど、新工法「MOCX WALL工法」をリリースした。

 同社は、木造マンション「MOCXION」のために開発した壁倍率30倍相当の高強度耐力壁技術を戸建て住宅向けに最適化し、それを使用した独自開発のツーバイフォー工法「MOCX WALL工法」を開発。10月より販売をスタートした。

 高い耐震性、耐火性、断熱性を持つ。また従来のツーバイフォーでは窓の上端、バルコニーへのまたぎ、部屋内の下がり壁などで壁材が必要になる箇所が発生したが、「MOCX WALL工法」では、それらがなく、フラットな天井やバルコニーなどを実現することができる。壁強度の向上により耐力壁を減らすことができるため、大空間を実現できる。

 10月の新規契約物件から対応する。


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