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近畿圏既存マンション、成約価格が17期連続で上昇

 (公社)近畿圏不動産流通機構は15日、2024年7~9月期における近畿圏2府4県の不動産流通市場動向を発表した。

 既存(中古)マンションの成約件数は4,146件(前年同期比7.3%増)と、4期連続で増加した。なお近畿圏12地域中9地域で増加している。新規登録件数は1万6,662件(同6.7%増)。

 平均成約価格は3,019万円(同4.8%上昇)と、17期連続の上昇。新規登録価格は2,899万円(同4.7%上昇)だった。

 既存(中古)戸建住宅の成約件数は2,959件(同11.2%増)と、7期連続で増加した。新規登録件数は1万2,227件(同14.4%増)。成約価格は2,384万円(同4.6%上昇)と16期連続で上昇。新規登録価格は2,657万円(同1.8%減少)。

 同機構では、「既存マンション・既存戸建取引は堅調に推移している。成約価格も上昇傾向が続いている」とコメントしている。


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