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阪急阪神不、兵庫と京都で物流施設を開発

「ロジスタ北伊丹」外観イメージ

 阪急阪神不動産(株)は7日、物流施設「ロジスタ北伊丹」(兵庫県川西市)と「ロジスタ京都伏見」(京都市伏見区)の開発に着手したと発表した。

 「ロジスタ北伊丹」は、阪神高速11号池田線「川西小花」ICから約3.1km、中国自動車道「中国池田」ICから約4kmに位置。敷地面積約1万5,000平方メートル、延床面積約3万2,000平方メートル、鉄骨造地上4階建て。最大4テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設として計画している。1・2階に合計36台の10tトラックが接車できるトラックバースを設けるほか、各分割区画に荷物用エレベーターと垂直搬送機を1基ずつ備える。倉庫部分の床荷重は1平方メートル当たり1.5tで、各階の天井有効高は5.5m。

 「ロジスタ京都伏見」は、名神高速道路「京都南」ICから約5.9km、第二京阪道路「伏見」ICから約6.4kmに位置。敷地面積約5,000平方メートル、延床面積1万1,300平方メートル、鉄骨造地上4階建て。1階に設けるトラックバースは駐車場として利用できるほか、車両保管場所として車庫証明を取得することが可能。

 両物件とも、館内LED照明、高効率空調などを採用し、ZEB Ready以上の環境認証を取得する予定。竣工は2026年夏を予定している。


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