阪急阪神不動産（株）はこのほど、オプテックス（株）、（株）CoLifeとマンションの共用エントランスのオートロックドアをハンズフリーで解錠するシステムを共同で開発したと発表した。同社分譲マンション「ジオ」の入居者向けアプリ「geo life support」の新機能として提供する。
ハンズフリーの解錠システムは、既存マンションでは大掛かりな設備工事が必要となり導入が困難だった。今回のシステムは、簡易な工事のみで、オートロックドアをハンズフリーで解錠できる。
アプリの構築・運用を行なうCoLifeが、オプテックスが開発する自動ドアセンサーと通信する「OMNICITY Key SDK」を、アプリに実装することで実現し、これにより、荷物を両手に持っている場合や子供を抱えている場合でも、ハンズフリーでオートロックドアを解錠することができる。
同社では、2025年より新規物件へ導入するほか、既存物件の管理組合にも提案していく。