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高槻の既存マンションを省エネリノベ/阪急阪神不

リノベーション後のLDK

 阪急阪神不動産(株)は15日、買取再販事業「Styles」の新たな取り組みとして、分譲マンション「ジオ阪急高槻」(大阪府高槻市、総戸数123戸)の1室を省エネ基準を満たす物件にリノベーションし、販売を開始した。

 阪急京都線「高槻市」駅徒歩約1分に立地。2003年築、鉄骨鉄筋コンクリート造地上14階建て。リノベした住戸は10階部分の3LDK、専有面積は72.88平方メートル。(株)LIXILとコラボレーションし、デザインは両社のインテリアコーディネーターが共同で監修。共働き世帯をターゲットにリノベーションした。

 全窓にLow-E複層ガラスを採用し、一般複層ガラスと比較して約1.5倍の断熱効果を実現。断熱等性能等級4、一次エネルギー消費量等級4の基準を満たした。

 LIXILの室内用装飾窓を洋室に採用し、明るいLDKに。独立型で閉鎖的だったキッチンは、アイランド型を採用した。また、洗面室、キッチン、バルコニーを直線でつなげて、家事動線を改善した他、パントリーにはプリントを管理できるアクセントボードを、キッチン横にはデスクカウンターを配置した。


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