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埼玉・三郷で物流施設を着工/三菱地所他

「ロジクロス三郷」外観イメージ

 三菱地所(株)、九州旅客鉄道(株)(以下、「JR九州」)、(株)住友倉庫は14日、大規模マルチテナント型物流施設「ロジクロス三郷」(埼玉県三郷市)を着工したと発表した。

 「ロジクロス」シリーズの第23号物件。JR九州にとっては初の首都圏における物流施設開発、住友倉庫としては物流施設開発への本格進出となる。

 東京外環自動車道「外環三郷西」IC約2kmで、東京都内および関東一円へのアクセスに有利な立地。JR武蔵野線「新三郷」駅約2.3kmと、雇用確保の面でも優位性がある。敷地面積約5万4,535平方メートル。建物は、柱は鉄筋コンクリート造・梁は鉄骨造地上5階建て、延床面積約13万5,040平方メートル。危険物倉庫を備える。最小募集区画は約950坪と小割ニーズにも対応。ダブルランプ型。

 複数の休憩室を設置予定で、最上階は屋上テラスと一体的な利用が可能。また、非常用発電機を設置し、災害時や緊急時の電力供給を確保する。屋上には太陽光発電設備を導入するほか、全館LED照明、節水型衛生器具等を採用することで、CASBEE建築評価認証Sランクに加え、ZEB認証を取得予定。

 竣工は2026年8月を予定する。


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