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JR西、米国で集合賃貸住宅。現地デベと初協業

「(仮称)Ellison Nona」完成イメージ

 JR西日本不動産開発(株)は30日、米国で集合賃貸住宅「(仮称)Ellison Nona」(フロリダ州オーランド市、総戸数377戸)を開発すると発表した。

 米国子会社「JRWD US Inc,」を通じて参画する。共同事業者は、鹿島建設(株)の米国現地法人 Flournoy Development Groupで、出資比率は50:50。同社グループでは初の、単独での米国現地ディベロッパーとの協業となる。

 開発物件は、オーランド国際空港から車で15分に位置するレイクノナエリアに立地。周辺には医療施設やキャンパスオフィスが集積し、医療従事者や周辺の勤務者をメインターゲットに想定している。

 敷地面積約5万7,458平方メートル。住居棟は木造地上4階建て、共用部棟は木造地上2階建て。共用部棟には、アメニティを完備し、住民同士の交流を促進する。

 2026年から工事完了部分より順次入居を開始。竣工は27年の予定。


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