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TKP、湯河原に新ブランドホテルの初弾

「グランレクトーレ湯河原」の露天風呂付きデラックスルーム

 (株)ティーケーピー(TKP)は5日、ホテル「グランレクトーレ湯河原」(神奈川県足柄下郡、総客室数55室)を開業した。

 「グランレクトーレ」は、同社の「レクトーレ」シリーズの上位ブランドとして新たに展開。サウナやスパ、多様なラウンジなどで、個人の宿泊や法人のオフサイトミーティング、インセンティブの旅行需要に対応する。「湯河原」はその初弾。

 JR東海道本線「真鶴」駅から車で約8分、同「湯河原」駅から車で約10分に立地。建物は、鉄筋コンクリート造地上6階建て、延床面積831平方メートル。

 2017年に開業した「レクトーレ湯河原」を全面改装。客室数を従来の108室から減らし、1室当たりの面積を広げた。宿泊スタイルに合わせて7つのタイプの客室を用意し、うち3室には天然温泉・露天風呂を完備。館内には、3つの源泉掛け流し貸し切り風呂も設けた。ビュッフェレストランや、フリードリンクや軽食を提供するマルチラウンジ、ダーツやボードゲームができるアクティブラウンジ、マージャンルーム、会議室、イベントスペースも備える。

 同社は、23年4月の中期経営計画で掲げた「3年間で10施設出店」の目標を上回るペースで事業を展開。同社運営の宿泊施設は、開業前を含め神奈川県内で5施設・492室、全国で30施設・4,002室となる。


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