不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

茨城・古河に危険品倉庫10棟の物流施設/プロロジス

「プロロジスパーク古河7」完成イメージ(手前右)

 プロロジスは4日、HAZMAT倉庫10棟で構成する物流施設「プロロジスパーク古河7」の起工式を執り行なったと発表した。

 「HAZMAT倉庫」とは、法律で危険品と指定されたものを保管する施設のこと。開発地は、北利根工業団地内。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「五霞」IC・「境古河」ICから約10分。同社が開発を進めているマルチパーパス型ロジスティクスパーク「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」のエリア内に位置。

 敷地面積約2万2,500平方メートル。建物は、鉄骨造地上1階建て、延床面積約1万1,500平方メートル。泡消火設備を備え、リチウムイオンバッテリーや化粧品、アルコール類なども保管が可能。奥行き5mの庇を設け、雨天時の荷下ろし作業をスムーズに進められるようにする。

 同エリアでは、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク古河4」が稼働中で、2024年12月にはHAZMAT倉庫8棟で構成する「プロロジスパーク古河6」が竣工。「プロロジスパーク古河7」の開発で、同エリア内のHAZMAT倉庫は計19棟となる。

 竣工は26年2月の予定。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら