パナソニック ホームズ(株)の「くらし研究室」は20日、「賃貸住宅におけるペット飼育に関する意識調査」結果を発表。首都圏の賃貸住宅に住む20~69歳の犬・猫飼育者および飼育意向者男女516人を調査した。
飼育意向者に現在ペットを飼育していない理由を聞いたところ、トップは「ペット飼育禁止の賃貸住宅だから」の62.8%。2位は「世話が大変そう」(31.4%)、3位は「ペットが死んだときのペットロスが嫌だから」(24.8%)。
飼育者・飼育意向者にとってのペット飼育での困りごと・不安についても質問。1位は、飼育者・飼育意向者共に「ペットを残して外出するのが心苦しい」(飼育者44.2%、飼育意向者46.5%)だった。2位は、飼育者は「ペットを残して外出するのが健康・安全面で不安」(42.6%)、飼育意向者は「ニオイ(体臭・トイレ臭等)」(43.8%)、3位は飼育者「ニオイ」「お金がかかる」(いずれも36.0%)、飼育意向者「ペットを残して外出するのが健康・安全面で不安」(42.2%)。
ペット飼育者に対するペットを飼う環境の満足度を質問した結果、「満足」(56.7%)、「不満」(43.3%)と、4割超が不満と回答。その理由については、「ペットに配慮した室内インテリア(床、壁等)になっていない」(42.0%)、「ペットのニオイが残る」(38.4%)、「外出時や非常時にペットの安全・健康面で不安がある」(32.1%)の順。