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大和ハ・大友浩嗣次期社長「現場力を生かす」

「3つの『切る』を大事に、会長職に臨みたい」と語った芳井氏
大友次期社長は「現場力を生かして『元気な大和ハウス』を実現する」と話した

 大和ハウス工業(株)は20日、パレスホテル東京(東京都千代田区)にてマスコミ懇談会を開き、同社代表取締役社長CEOの芳井敬一氏と、4月1日付で新社長に就任する取締役専務執行役員の大友浩嗣氏ら役員が出席した。

 冒頭、芳井氏が「当社には昔から、3つの『切る』がある。一つは、『新しいことに踏み切る』、2番目は『合理的に割り切る』、そして思い通りに行かない時に『思い切る』。何よりも合理的に割り切ることを大事に、この3つの『切る』を実践していき、会長職を務めていきたい」などと述べた。

 その後、芳井氏は壇上から次期社長の大友氏を壇上に上げて、挨拶を促した。大友氏は「住宅事業本部長を7年、経営戦略本部長を2年半、海外本部長を1年半と、さまざまな経験をさせていただいた。元々営業として、30数年間ずっと地方で業務を行なってきた現場力が自分の強み。芳井氏からは、国内事業を見てほしいと言われている。全国の大和ハウス社員にモチベーションを高めてもらい、『元気な大和ハウス』を実現していきたい」などと話した。


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