(公財)不動産流通推進センターは20日、2025年1月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。
新規登録件数は35万1,867件(前年同月比3.4%減)と10ヵ月連続のマイナスとなった。成約報告件数は5万3,957件(同5.8%増)と3ヵ月連続のプラス。総登録件数は83万7,892件(同6.5%減)と、8ヵ月連続のマイナスだった。
売り物件については、新規登録件数が11万9,103件(同0.1%増)、成約報告件数は1万6,111件(同22.2%増)と、共に3ヵ月連続してプラス。総登録件数は43万1,971件(同5.2%増)となり、32ヵ月連続でプラスとなった。
賃貸物件については、新規登録件数が23万2,764件(同5.1%減)となり、35ヵ月連続で前年同月を下回った。成約報告件数は3万7,846件(同0.1%増)と再びプラスに転じた。総登録件数は40万5,921件(同16.4%減)と、29ヵ月連続減。
売り物件を取引態様別に見ると、新規登録のうち媒介契約が7万2,984件(同2.6%減)。このうち専属専任媒介が1万586件(同6.9%減)、専任媒介が3万9,064件(同0.4%増)、一般媒介が2万3,334件(同5.3%減)。売り主は4万4,014件(同3.9%増)、代理は2,105件(同21.7%増)。
成約報告については、媒介契約が1万2,463件(同16.5%増)。そのうち専属専任媒介が2,385件(同17.1%増)、専任媒介が8,248件(同16.3%増)、一般媒介は1,830件(同16.6%増)。売り主は3,565件(同46.5%増)、代理が83件(同48.2%増)だった。