国土交通省は25日、「改修時期を迎えた中小ビルのバリューアップ改修提案および事例」の募集を開始した。
老朽不動産の更新を推進するため、中小ビルをモデルとした社会課題に対応したバリューアップ改修のあり方や、改修による効果の把握・発信を行なうモデルを募集する。外部委員会により評価を行ない、調査の対象とする提案および事例を採択。事例集としてその取り組みを広く周知するとともに、「改修提案」については、改修検討に係る調査検討費用を支援する。
募集する取り組みは、これから改修を行なおうとする中小ビルの改修の提案(改修提案)と、すでに改修を行なった中小ビルの事例(既改修事例)。対象とする中小ビルは、(1)延床面積3,000坪未満、(2)築20年以上、(3)改修前の用途が賃貸事務所(複合用途含む)であり、改修部分に賃貸事務所の専有部を含む等。
改修提案における調査・検討費用の支援は1件当たり400万円を上限とする。締め切りは、6月17日17時必着。
3月6・7日にオンライン説明会を開催する。同事業の募集・オンライン説明会についての詳細は同省ホームページを参照。