三菱地所(株)は27日、インド共和国でAditya Birla Groupが推進している大規模分譲住宅事業「Birla Evara」に参画したと発表。ベンガルールでの分譲住宅開発は、日系企業として初の試みとなる。
同事業が所在するカルナータカ州ベンガルール市は、近年インドにおけるIT産業の集積地として発展しているエリア。同プロジェクト周辺はコンドミニアム開発が進む住宅地として認知されており、最寄りの幹線道路には商業施設やインターナショナルスクールのほか、ファミリー向け・中~高価格帯住宅の分譲住宅が集積している。
同プロジェクトでは、ベンガルールの市街地南西部の敷地面積約10万4,000平方メートルに、合計13棟・1,500戸超の分譲住宅を供給。延床面積は約36万4,000平方メートル。多種多様なライフスタイルに合わせ、1~4BHK(Bedroom(寝室)・Hall(リビングルーム)・Kitchen(キッチン))を用意。専有面積は約55~235平方メートル。全13の居住棟を前面道路から離した配置とし、セキュリティとプライバシーを強化する。メインストリートを設け、各共用施設へのアクセス性も向上。既存樹木を生かした緑地と、ゾーンごとにテーマ性を持つ共用施設を整備する。
工期は2025~31年の予定。