大和ハウス工業(株)は3日、ZEH-M対応の3・4階建て賃貸住宅「THE STATELY(ザ ステイトリー)」の販売を開始した。
創業70周年を記念して発売する、重量鉄骨ラーメン構造の賃貸住宅。座屈拘束ブレース耐力壁の採用により、同社の賃貸住宅商品で初となる耐震等級3を標準仕様に。遮音性能の高い界壁や界床の採用で、住戸間の生活音、上下階に響く衝撃音を軽減し、快適な住空間を提供する。
オリジナル外壁をはじめ、天井・床・窓も高性能の断熱仕様を導入。高効率給湯器やエアコン、LED照明などの省エネルギー設備とすることにより、ZEH-M Orientedを標準仕様とした。併せて、太陽光発電システムを搭載し、日々の光熱費とCO2の排出量削減に寄与する。構造躯体・防水の初期保証は30年。
また、1階の天井高を最大3m14cmまで確保できるため、物販店舗や事務所など居住用以外の用途にも対応可能。2~4階の床を張り出した「キャンチルーム」、大開口・大空間のビルトインガレージとする提案もできる。3種類の共用エレベーター(3・6・9人乗り)も物件規模に応じて標準設置する。
販売地域は、北海道・沖縄県・一部エリアを除く全国。年間100棟の販売を目指す。