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長谷工、BIMと生成AIを融合した新システム

システム活用概念図

 (株)長谷工コーポレーションは2月28日、燈(株)と共同で、長谷工版BIM(マンションに特化した3次元建物モデル)と燈の持つ生成AI(大規模言語モデルシステム)技術を組み合わせた新システムを構築したと発表した。

 同社は、長谷工版BIMの構築により、2020年度に設計段階、21年度には施工段階での導入体制を確立している。一方、建設現場の所員が設計図書を読み込み、技術情報を正確に把握するためには習熟が必要で、時間を要していた。

 同システムは、チャット形式の質問により長谷工版BIM内の設計図書データから瞬時に必要な情報を検索・取得することが可能。これにより、建設現場での設計図書確認の効率化を実現する。

 使用する際は、PC画面に長谷工BIMを活用した3次元設計モデルが表示され、チャット形式で質問をすると瞬時に回答を得ることができる。


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