三井不動産(株)、ENEOS不動産(株)は3日、物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)横浜新子安」(横浜市鶴見区)が2月28日に竣工したと発表した。
首都高速神奈川1号横羽線、5号大黒線、7号横浜北線の生麦ランプ入口に近接、都心や広域配送に適したエリアに位置。京浜急行電鉄本線「生麦」駅徒歩13分と、公共交通機関による通勤利便性も高い立地。敷地面積6万189.44平方メートル、延床面積13万6,717.67平方メートル、鉄骨造地上5階建て。
各階トラックバースは、45ftコンテナ車両に対応。バースプラットフォームの片持ちスラブを撤去することで、ロングウィング車の接車が可能となる。1階の倉庫・バースの積載荷重を1平方メートル当たり2.0tとし、さまざまな保管ニーズに対応。72時間対応の非常用発電、地震エネルギー吸収能力の高い座屈拘束ブレースの採用、重要設備機器を想定浸水レベルより高い位置に設置するなど、BCPにも対応する。
また、屋上に設置した約2,000kWの太陽光パネルを有効活用するため、約2,600kWhの大型蓄電池を導入。制御システムを実装し、系統電力・太陽光発電・蓄電池の3種類の電源を最適制御することで、約40%の二酸化炭素削減を見込む。これらの取り組みにより、最高ランクの「ZEB」認証およびCASBEE横浜Aランクを取得。DBJ Green Building5つ星も取得する予定。