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住宅ローンの不安1位は「将来の返済能力」

 (株)AlbaLinkは21日、「住宅ローンを組む際に感じた不安に関する意識調査」の結果を発表した。住宅ローンを組んだことのある20~50歳代の男女249人を対象とし、1月28日~2月11日にwebアンケートを実施した。

 住宅ローンを組む際に感じた不安を聞いたところ、1位は「将来の返済能力」(50.2%)となった。続いて、2位「金利が上がりそう」(37.3%)、3位「月々の返済額の負担」(17.7%)となり、「借りられるかどうか」の不安よりは返済についての不安が大きい人が多いという結果になった。回答者からの自由コメントでは、「ローンを組んだのが40歳だったので、75歳まで返済し続けられるか不安」などの声があった。

 事前に調べた情報については、「金利」が51.1%を占め1位に。「返済シミュレーション」(22.9%)が2位、「金融機関」(10.4%)が3位と続いた。

 重視したポイントは、「金利の低さ」が69.1%で全体の約7割を占めた。以下「返済期間の短さ」(22.9%)、「月々の返済額」(16.1%)、「手数料の金額」(7.2%)、「金利のタイプ」(5.6%)だった。

 住宅ローンを組んでから後悔したことについては、「他金融機関を検討しなかった」が14.5%で最も多くなった。僅差で「頭金が少なかった」(13.7%)が2位。次いで「固定金利にすればよかった」(13.3%)、「変動金利にすればよかった」(6.4%)、「返済期間が長すぎた」(5.6%)。


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