不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

名古屋駅地区再開発、26年度に着工/名鉄

 名古屋鉄道(株)は24日、「名古屋駅地区再開発計画」(名古屋市中村区)の事業化を決定。概要を明らかにした。

 名古屋鉄道本線の「名鉄名古屋」駅直上にある「名鉄百貨店」「名鉄グランドホテル」「名鉄バスセンター」などを一体で再開発する。総事業費は約5,400億円(名鉄の開発事業投資額)。同社のほか、名鉄都市開発(株)、日本生命保険相互(株)、近畿日本鉄道(株)、近鉄不動産(株)が共同事業者となる。

 敷地面積は約3万2,700平方メートル。延床面積は約52万平方メートル。北側がオフィス、商業施設、ホテル、商業施設、バスターミナル、駐車場等で構成する2棟のビルを新築する。同時に地階の「名鉄名古屋」駅を拡張、4線化するなど再整備する。

 「名鉄百貨店」を2026年2月末で、「名鉄グランドホテル」を同年3月22日に、「名鉄バスセンター」を同年3月中に営業を終了。26年度に解体工事に着工。27年度に新築工事着工。33年度に1期工事(オフィス、商業施設の一部、ホテル、バスターミナル)を竣工、開業する予定。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら