東急(株)は、長期滞在の需要増加に対応する都市型アパートメントホテル事業「The Apartment Hotel by stylio(ザ・アパートメントホテル・バイ・スタイリオ)」を27日から開始した。
長期滞在者向けの「家具付きマンスリー賃貸」と、旅行者向けの「宿泊」の2つを組み合わせた運用を行なう。
同社が賃貸住宅物件を取得し、リノベーションや建て替えを実施。宿泊機能を付与することで収益性を高め、不動産価値の向上を実現する。長期滞在に適応するようキッチンやランドリー、家電備品なども用意。マンスリー賃貸ではオンライン賃貸借契約、宿泊ではスマートチェックインなどソフトウェアを活用する。
また、同社はAirbnbの日本法人と包括連携協定を締結。同事業における利用実態調査を行ない、多様化するライフスタイル・観光や、遊休不動産の活用といったテーマを共同で検証し、国内外への情報発信を積極的に行なっていく。
渋谷、代官山、代々木、恵比寿で4棟・41室を順次オープン。以降、東京都心エリアを中心に、東急線沿線や地方エリアなどで年間100~200室の供給を目指す。