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既存マンション価格天気図、「晴」が17地域に減少

 (株)東京カンテイは31日、2025年2月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は、「晴」が17地域(前月18地域)に減少。「雨」は6地域(同4地域)に増加した。「曇」は7地域(同9地域)に減少。「薄日」は11地域(同7地域)と増加し、「小雨」は6地域(同9地域)に減少した。

 全国で天候が改善したのは14地域(同10地域)に増加。横ばいは20地域(同32地域)に減少、悪化は13地域(同5地域)と増加した。

 47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは17地域(同21地域)に減少。前月と比較可能で事例数が10以上の全国526市町区村のうち、254都市(48.3%)で価格が下落しており、前月の229都市(43.8%)から増加した。


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