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三菱地所、休養室シェアリングサービスを正式リリース

「とまり木」ビジネスモデル(左)と大手町ビル内「とまり木」内観

 三菱地所(株)は4月1日、休養室の企業間シェアリングサービス「とまり木」を本格始動した。

 「大手町ビル」(東京都千代田区)に設置した施設で、「休養室」と労働生産性を向上させるための「チャージ機能」を契約企業の従業員に提供する。「休養室」にはベッドを設置しており、体調不良者が横になり休養を取ることが可能。チャージ機能は、マッサージチェア・仮眠チェア等の機器によるサービス提供のほか、パーソナルトレーナーによる運動やストレッチなどの指導も用意している。利用料金は、従業員50人未満の場合月額5万円。

 同社グループの新事業提案から生まれ、2023年より試験運用を行なっていた。一定のニーズを確認できたとして今回の本格始動に至った。

 今後、丸の内や大手町エリアをはじめ、他エリアへの展開も計画していく。


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