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全国で冷凍冷蔵倉庫開発事業を積極拡大/東急不

 東急不動産(株)は1日、2024年より本格参入した冷凍冷蔵倉庫事業において、「(仮称)LOGI'Q 広島」(広島市中区)と「(仮称)柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」(千葉県柏市)を着工すると発表した。

 「(仮称)LOGI'Q 広島」は、広島都市高速3号線「吉島出入口」から2.6km、「観音出入口」から3.0kmに位置。敷地面積3万1,020平方メートル、延床面積7万8,118平方メートル、大型マルチテナント型施設を建設する計画。中国地方における初の物流施設開発となる。「CASBEE」A認証を取得予定で、着工は2026年5月、竣工は28年1月の予定。
 「(仮称)柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」は、常磐自動車道「柏」ICと国道16号線との結節点から約1.3kmの距離に位置。共同事業者2社と共に特定目的会社に出資し、開発を推進する。敷地面積5,965平方メートル、延床面積1万2,382平方メートル。「CASBEE」A認証を取得予定で、着工は25年度、竣工は27年度を予定している。

 今回新たに参画する2物件を含め、同社が関与する冷凍冷蔵倉庫は計6物件となる。「LOGI FLAG TECH 名古屋みなとI」(名古屋市港区)、「LOGI FLAG TECH 大阪南港I」(大阪市住之江区)、「(仮称)CBRE IM-LOGI'Q 新子安」(横浜市神奈川区)の3物件を着工しており、「西淀川コールドセンター」(大阪市西淀川区)は25年4月に満床竣工する予定。


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