不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

品川のタワマン、1期1次221戸に登録申込

「リビオタワー品川」完成予想模型

 日鉄興和不動産(株)、関電不動産開発(株)、九州旅客鉄道(株)、京浜急行電鉄(株)、中央日本土地建物(株)は4日、共同で開発中の分譲マンション「リビオタワー品川」(東京都港区、総戸数815戸)の1期1次221戸の契約を3月29日より開始。全戸登録申し込みが入ったと発表した。品川駅圏では15年ぶりとなる超高層マンション。その規模や品川周辺で進む再開発への期待から、全戸1億円超の販売価格にもかかわらず、最高倍率は139倍、平均倍率は12.3倍に達した。

 同物件は、JR線他「品川」駅徒歩13分に立地。建物は、鉄筋コンクリート造地上34階建ての免震構造で、ZEH-M Oriented仕様。竣工は2026年5月予定。港区のウォーターフロントという立地を反映し、外観やエントランス、共用部デザインは船をイメージした。スケールメリットを生かし、共用施設としてフィットネスルームやゴルフレンジ、スカイラウンジ、ゲストルーム、ワークラウンジなどを用意。マンション居住者専用のシャトルバスで品川駅とを結ぶ。

 住戸は、間取りは1LDK~3LDK、専有面積は約42~130平方メートル。1LDKが全体の2割、2LDKと3LDKがそれぞれ4割。

 24年2月22日から物件エントリー受付を開始し、エントリー数は約1万9,000件。1期は低層のコンパクト住戸の販売を行なわなかったため、販売価格は1億498万~物件最高価格となる5億2,998万円だった。1期2次は25年6月上旬販売開始予定。詳細は未定。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら