NTT都市開発(株)などは4日、多目的アリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」(神戸市中央区)が開業したと発表した。
神戸市が公募した神戸ウォーターフロント再開発事業において、2021年に優先交渉権を獲得した同社と(株)スマートバリュー、(株)NTTドコモの計3社のコンソーシアムによる民設民営のアリーナプロジェクト。運営は(株)One Bright KOBEが担う。
1995年に発生した阪神・淡路大震災から30年の節目に開業することに当たり、スポーツとエンターテインメント、デジタルの融合による新たな驚きと感動を生み出す「次世代に誇れる新たなランドマークエリア」の創出を目指す。また、スマートバリューと神戸市が締結した「都心・ウォーターフロントエリアの未来づくり」に向けた事業連携協定に基づき、アリーナを起点にした新たなまちづくりと社会課題解決に取り組む。
同施設は、敷地面積約2万3,700平方メートル。建物は、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上7階建て、延床面積約3万2,200平方メートル。収容客数は約1万人。
神戸アリーナプロジェクトは、今後50年にわたり、地域に根差した運営をしていく計画。今後、神戸ストークスのホームゲームをはじめ、プロスポーツイベントや音楽コンサート、MICEなどさまざまなイベントを開催していく。