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「淀屋橋ステーションワン」商業ゾーンを6月に開業

「淀屋橋ステーションワン」外観

 中央日本土地建物(株)と京阪ホールディングス(株)は7日、(株)みずほ銀行と共同で推進している「淀屋橋駅東地区都市再生事業」(大阪市中央区)で建設中の複合施設「淀屋橋ステーションワン」の商業ゾーンを6月23日に第1弾オープンすると発表した。竣工は5月の予定。

 中央日本土地建物が所有していた「日土地淀屋橋ビル」と、京阪ホールディングス(株)の「京阪御堂筋ビル」の共同建て替え事業。建て替え後の建物は、敷地面積約3,940平方メートル。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造地上31階地下3階建て。延床面積約7万3,102平方メートル。高さは約150m。オープンイノベーション施設、オフィスゾーン、商業ゾーン、婚礼等でも使用できるイベントスペースで構成する。

 商業ゾーンは、地下1階がオフィスワーカーや近隣生活者が気軽に利用できるフードフロア、1階がインバウンドのニーズも視野に入れたライフスタイルフロア、2階がオフィスワーカーのランチ需要にも応えるレストランフロアと、フロアごとにコンセプトを設ける。現時点で、関西初出店、京阪沿線初出店、新業態を含む13店舗が出店する計画で、秋にかけて順次開業する。なお、商業ゾーンの運営は(株)京阪流通システムズが行なう。


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