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NYに海外初の「ワークスタイリング」/三井不

「1251 Avenue of the Americas」内のワークスタイリング内装

 三井不動産(株)は8日、同社のシェアオフィスブランド「ワークスタイリング」初の海外拠点を、ニューヨークのオフィスビル「1251 Avenue of the Americas」で開業すると発表した。

 同ビルは三井不動産アメリカ社が所有。日系企業が集積するマンハッタン・ミッドタウンエリアの中心部に位置。地下鉄駅直結で、8路線が利用可能。同ビル地下1階のラウンジ(約427平方メートル)のオープンスペースを「ワークスタイリング」とする。ワークスタイリングの会員に加え、同ビルのテナントも利用可能。営業時間中はスタッフが常駐する。

 ワークスタイリングは2017年4月にサービスを開始。2025年3月現在、提携する「STATION WORK」と合わせて拠点数は550、会員企業は約1,200社、会員数は約32万人となった。海外展開により、既存会員の「海外出張先のホテルで仕事をすることが多く、より快適に仕事ができる場所が欲しい」「ホテルにチェックインするまでの間、仕事をする場所が欲しい」という声に応える。
 また、さらなる海外展開を視野に入れ、取り組みは世界中で200以上のフレキシブルオフィスを展開するIndustrious社と連携も開始。ワークスタイリングの会員は、同社がアメリカやヨーロッパで展開するシェアオフィスを、通常料金の20%割引価格で利用可能とする。

 8日より利用予約を開始。開業は、15日を予定する。


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