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プロロジス、八千代の物流施設を竣工

「プロロジスパーク八千代2」外観

 プロロジスは8日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代2」(千葉県八千代市)の竣工式を執り行なった。

 首都圏物流で利用されることが多い国道16号から約2kmに立地。大成建設(株)による宅地開発事業「八千代もえぎ野」に造成された「もえぎ野複合業務地区」に位置している。

 敷地面積約4万7,500平方メートル。柱鉄筋コンクリート造・梁鉄骨造・免震構造で、地上6階建て。

 各階トラックバースの間口は11mスパンで設計。4t以下のトラックであれば、1スパンに3台着車が可能。1~5階はノンブレース構造とし、マテハン機器などの大規模機械の導入がしやすい設計とした。AMR(自立走行搬送ロボット)や無人フォークリストといった機器の導入・運用を前提に、次世代の物流ニーズに応えるロボットフレンドリーな設計を採用。冷凍冷蔵設備や館内空調といった高負荷機器の稼働にも対応する。

 断水時には地下水浄化システムによりトイレ用水を確保。停電時には約72時間持続可能な非常用発電機を備えるなどBCPを強化する機能を備えた。八千代市と「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を締結している「プロロジスパーク八千代1」と連携し、災害発生時には同市の要請に応じて災害復旧支援に取り組む。 


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