三菱地所リアルエステートサービス(株)は10日、住宅売却検討者と仲介担当者・買取業者のマッチングを行なう「TAQSIE(タクシエ)」で展開している「仲介サービス」を、東北エリア・中部エリアで開始したことを発表した。
すでに両エリアでは「買取サービス」を展開しており、「仲介サービス」を導入するに当たって東北エリアでは仙台市内・周辺エリアの不動産仲介会社5社、中部エリア(愛知・岐阜・三重・静岡)では4社が参画した。
タクシエは2022年5月に約10社が参画、登録担当者数100人で開始。現在は参画76社・登録担当者700人超にまで拡大しており、成約数も増えている。一般ユーザーの会員登録・利用も増加している。仲介サービスの対象は東京・神奈川・千葉・埼玉および関西主要都市の205市町村に限られていたが、両エリアからの利用を求める声が多いことから追加。仙台市・名古屋市を中心とした94市区町が対象に追加された。
なお、4月下旬には札幌を中心とした北海道エリア、福岡エリアへの仲介サービスの拡大を予定。続く5月下旬には広島エリアも追加する計画だという。