(株)タカラレーベンは14日、旧姫治小学校(福岡県うきは市)を活用したキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP(うきはリバーキャンプ)」を、12日にグランドオープンしたと発表した。
同校は2018年3月に閉校。同社は24年9月、全国でキャンプ・グランピングフィールドの運営・企画開発を行なっている(株)VILLAGE INC(静岡県三島市、代表取締役:橋村和徳氏)と業務提携に関する協定を締結し、同校をキャンプ場として再生する事業を共に進めていた。
JR久大本線「うきは」駅から車で約14分に立地。敷地面積9,567平方メートル。サウナサービス付きのサウナーサイト、川沿いに並んで位置するリバーサイト、山側に位置するチルサイト、大人数グループ向けのXLサイトの計4種類・計20サイト+フリーサイトを用意。料金は、1区画7,700円~。国産木材を使用した樽型サウナ「バレルサウナ」をプール近くに設置するなど、元学校の特色を生かした。また、たき火ができるファイヤーピットを配し、ゲスト同士の交流を促す。
タカラレーベンのリリースによると、グランドオープンイベントで、うきは市長の権藤英樹氏は「姫治小は地元の新川・田篭地区のみならず、市民に長く親しまれてきた学校だった。両社の力を借り、キャンプ場として生まれ変わることができて非常にうれしく思っている。今後、校舎や体育館なども活用してもらい、跡地全体が地域活性化につながり、全国で同じような問題を抱えている地域にとってのモデル事例になっていけたら」と挨拶した。