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大阪の複合ビルが30日に開業/南海電鉄他

「ANA スカイコネクトなんば」外観

 南海電気鉄道(株)とANAファシリティーズ(株)は16日、複合ビル「ANA スカイコネクトなんば」(大阪市中央区)を30日より順次開業すると発表した。南海電鉄が事業主として開発した建物を、ANAファシリティーズが一括借り上げて運営する。

 南海本線「なんば」駅徒歩1分、御堂筋線「なんば」駅徒歩6分に立地。建物は地上9階建てで、オフィスと店舗で構成する。

 1階にはANAとタリーズコーヒーのコラボ店舗が出店する。この2社のコラボ店舗は全国で初の試み。他の店舗と異なり、内装にANAをイメージさせる青色を使用している。
 2階にはジェット旅客機「ボーイング 737MAX」の本格シミュレーターを備えた飛行機操縦体験ができるラウンジを用意。シャワールームなども設ける。
 3・4階にはシェアオフィス「ANA WORK CABIN」を展開。2~5人規模のシェアオフィスや、オフィスフロアの入居者も利用できる時間貸しの貸会議室を備える。3階にはラウンジスペースも設置し、入居者同士の交流活性化を促進する。
 5~9階はオフィスフロア。

 30日に1階のコラボ店舗が開業。2階のラウンジや3・4階のシェアオフィス等は5月に開業予定。


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