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西鉄、米国テキサス州の賃貸住宅開発に参画

今回の開発プロジェクトの完成イメージ

 西日本鉄道(株)は17日、米国テキサス州ハルトムシティ市の賃貸集合住宅(総戸数312戸)の開発に着手したと発表した。

 現地の住宅ディベロッパー・Alpine Start Development, LLC(ASD社)と共同で設立した事業運営会社・ASD Range Vista MM LLCを通じて開発する。同社との共同開発は2件目となる。

 開発地はテキサス州の北部に位置する人口約4万5,000人の都市。人口増加の著しい同州フォートワース市に隣接しており、そのベッドタウンとしての需要が見込まれている。

 約4.9haの敷地に、単身者や若い夫婦などをターゲットとした集合賃貸住宅を開発。木造3階建ての住宅棟9棟と木造1階建てのクラブハウス棟1棟で構成する。住宅は1ベッドルーム:204戸、2ベッドルーム:96戸、3ベッドルーム:12戸。

 共用部にはフィットネスジムやラウンジ、ワーキングスペースを備えたクラブハウスや屋外プールを設置。外構には植栽を施し、郊外ならではの特性を生かしたガーデンタイプとする。

 総事業費は約93億円。2025年2月に着工済み。竣工は26年12月の予定。


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