国土交通省は17日、「省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅の設計ガイド」を公開した。
断熱性の極めて高い住宅の設計は、従来の住宅設計と異なる面が多く、適切な設計をしなければ居住環境の快適性を損なう可能性がある。そのため、設計上、積極的に検討すべきポイントを整理し、さらなる省エネの実現を目的とする。
設計ガイドは、断熱性能等級6以上の断熱性能を持つ住宅が対象。「季節・方位・時間に応じて日射を調整できる設計」「家中を快適にするための適切な暖冷房設備・換気設備の設置」「レジリエンス性の向上」といった視点からポイントを紹介している。
設計ガイドは、国土交通省ホームページに掲載。