(株)東急コミュニティーは17日、雲井通5丁目再開発(株)が進める「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」において、施設建築物全体の管理運営業務ならびに店舗共有床運営業務を一体として担う管理者予定者に選定されたと発表した。
同事業は、2015年に神戸市が策定した「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」において、三宮で分散する中長距離バスを集約する神戸の玄関口として位置付けられている。施行者の雲井通5丁目再開発は、神戸市など対象地区内の地権者全員の出資による再開発会社。
敷地面積約8,230平方メートル。整備する建物は鉄骨造鉄骨鉄筋コンクリート造地上32階地下3階建て、延床面積約9万9,130平方メートル。低層部はバスターミナルやホール、図書館、商業施設、屋上庭園などが配置される他、歩行者デッキも新たに設置。高層部は海と山が一望できるラグジュアリーホテルとハイグレードオフィスで構成する。27年に竣工する予定。
同社は、「運営管理」「エリアマネジメント」「店舗共有床マスターリース」の3つの主要な業務を担い、トータルマネジメントを行なうことで、各業務との調和を図っていくとしている。