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池上にレジリエンスと防犯を追求したZEH賃貸

「エル・セレーノ池上」外観イメージ

 関電不動産開発(株)は24日、オール電化賃貸マンション「エル・セレーノ池上」(東京都大田区、総戸数99戸)を開発すると発表した。

 東急池上線「池上」駅徒歩5分に立地。敷地面積約1,318平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て、延床面積約4,847平方メートル。ZEH-M Oriented仕様。住戸は、間取り1DK~2LDK、専有面積26.10~60.91平方メートル。

 災害時でも入居者が安心して暮らせるよう、防災倉庫や太陽光発電設備を設置するなど、レジリエンス機能を充実させた。発電した電気は、共用部の一部で利用。蓄電池に充電し、夜間も活用するほか、災害時には非常用電源とする。各戸に電気温水器を設置し、非常時はタンクから水を取り出すことで、約300Lの非常用生活用水を確保できる。

 セキュリティを確保するため、最先端のスマートロックを導入。エントランスは顔認証セキュリティとし、利便性を高める。入居者が不在の場合でも、スマートフォン専用アプリでデジタルキーが発行できる。メールコーナー付近の入居者専用の食配ステーションは、入居者と特定の食品配達会社のみが入室できる。

 竣工は2026年10月、入居開始は同年11月の予定。


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