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分譲住宅1,195戸を引渡し/エスコン25年3月期

 (株)日本エスコンは25日、2025年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年4月1日~25年3月31日)は、売上高1,136億300万円、営業利益213億1,100万円、経常利益173億2,000万円、当期純利益111億9,300万円となった。なお、前期は決算期変更による変則決算だったため、対年増減率については未記載。

 主力の不動産販売事業は、分譲マンションの販売が堅調に進捗。分譲事業においては、新規分譲物件12件を販売開始。同年度竣工物件5物件が全戸引き渡しを完了した。同期の分譲計画戸数1,250戸のうち1,195戸を引渡し、売上高は669億800万円、セグメント利益は120億4,500万円となった。

 不動産開発事業は、商業施設や物流施設、ホテルの開発および売却を行ない、売上高284億2,700万円、セグメント利益102億1,200万円を計上。不動産賃貸事業は、収益不動産の賃料収入増加と資産価値向上に注力し、売上高156億円、セグメント利益70億2,100万円となった。

 次期は、売上高1,330億円、営業利益230億円、経常利益175億円、当期純利益115億円を見込む。なお、同社は25日、商号を7月1日付で「(株)エスコン」に変更すると発表した。創業30周年の節目を迎え、北海道日本ハムファイターズのホーム球場周辺の開発とネーミングライツで「エスコン」の知名度も高まってきたことから、改めて社名とすることにしたもの。


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