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世田谷に富裕層向けの分譲戸建て/小田急不

「ザ・リーフィア世田谷喜多見」外観イメージ

 小田急不動産(株)は30日、新築分譲戸建て「ザ・リーフィア世田谷喜多見」(東京都世田谷区、総戸数3戸)のモデルホーム事前案内会を5月中旬より開始すると発表した。

 「ザ・リーフィア」は、同社の新築分譲ブランド「リーフィア」の最高峰に位置付けるブランド。これまで分譲マンションで1棟の実績があるのみで、今回のプロジェクトが初の戸建物件となる。首都圏では大半の新築分譲戸建てが延床面積100平方メートル前後、設備仕様グレードも一定水準にとどまっており、それ以上の住まいを求める顧客は注文住宅を建てることが一般的であることに着目。そうした富裕層顧客の潜在的ニーズに対応できるプレミアムクラスの新築分譲戸建てとして提供する。

 小田急小田原線「喜多見」駅徒歩3~4分。敷地面積は約133~147平方メートル。建物は木造ツーバイフォー工法2階建て、建物面積は約111~119平方メートル。間取りは3LDK。LDKは全棟20畳以上の設定とし、吹き抜けや勾配天井を生かして、明るく広がりのある空間を演出した。また、全館空調システムや1620サイズの浴室等を導入することで快適な暮らしを提供する。

 「Nearly ZEH」を満たす省エネ性能を確保した他、「BELS評価書」を取得。エネファームや太陽光発電システム、蓄電池を標準搭載し、災害時でも電力を確保できる省エネ性とレジリエンス性を備えている。

 さらに(株)山下PMCが提供する「健康住宅 Lively7認証」を取得。同認証は、心身の健康に寄与する快適な住環境の基準を提示する物差しとして提供されている住宅向けの認証プラグラムで、同物件は植栽の配置や身体へ負担を軽減する湿度環境・空気環境が整備されている点などが評価され、新築分譲一戸建て住宅としては初めて「プラチナ認定物件」として認証を取得した。

 2月に竣工済み。5月下旬に販売開始予定。販売戸数・価格は未定。


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