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愛知・小牧に免震マルチテナント型物流施設

「DPL小牧」外観

 大和ハウス工業(株)は1日、マルチテナント型物流施設「DPL小牧」(愛知県小牧市)の稼働開始を発表した。

 名古屋高速11号小牧線「堀の内出口」ICから約2.2km、同「豊山南出口」ICから約3.4km。関東・関西地域を結ぶ中継物流拠点として機能するなど、アクセス性の高い場所に立地。敷地面積約8万5,716平方メートル、延床面積約19万2,385平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造5階建て。賃貸面積約16万3,772平方メートル。最大25社のテナント企業が入居できる。

 1区画の賃貸倉庫面積は約4,970平方メートルからで、小規模の物流事業を検討している企業のニーズにも対応する。トラックが各階に直接乗り入れることができるダブルランプウェイ方式を採用。195台分のトラックバースも用意する。特別高圧受変電設備を設置し、1階に冷凍冷蔵スペースを設けることも可能。
 同施設で働く従業員が仕事と子育てを両立できるよう、保育所を設置。テナント企業の従業員を対象に、最大36名の子供を受け入れることができる。カフェテリアや無人コンビニエンスストア、休憩スペースも用意する。

 またBCP対策として、地震発生時の早期復旧を可能とする免震システムを導入。上層階の荷崩れを防ぐなど、荷物や設備のダメージを最小限に抑える。


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