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増収増益達成/フジ住宅25年3月期

 フジ住宅(株)は2日、2025年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年4月1日~25年3月31日)の売上高は1,239億2,700万円(前期比2.9%増)、営業利益78億9,400万円(同8.7%増)、経常利益69億8,700万円(同5.2%増)、当期純利益47億6,400万円(同4.5%増)と増収増益。売上高、各階段利益ともに前期実績、期初予想を上回り、過去最高の業績となった。

 分譲住宅セグメントは、分譲マンションの引渡戸数が284戸(同45戸増)と増加したものの、戸建自由設計住宅等の引渡戸数が486戸(同51戸減)と大幅に減少し、セグメントの売上高は347億1,800万円(同2.1%減)に。一方で、利益率が大きく改善したことに加え、広告宣伝費を中心に販売費と一般管理費が減少したことにより、セグメント利益は22億5,100万円(同21.3%増)となった。

 住宅流通セグメントは、既存住宅の引渡戸数が1,081戸(同65戸増)と販売が好調に推移。売上高は266億6,100万円(同7.2%増)と増加したものの、利益率が低下し、セグメント利益は8億7,600万円(同3.6%減)となった。

 次期は、売上高1,260億円、営業利益72億円、経常利益57億円、当期純利益37億円を見込む。


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