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首都圏既存戸建て価格、3ヵ月連続で下落

 (株)東京カンテイは8日、2025年4月の主要都市圏別・中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は3,926万円(前月比2.6%下落)と3ヵ月連続で下落。24年8月以来の3,000万円台となった。都県別では、東京都は6,054万円(同6.8%下落)。神奈川県は4,042万円(同4.6%下落)と3ヵ月連続で下落した。千葉県は3,038万円(同4.9%上昇)と14年4月集計開始以降初の3,000万円台となった。埼玉県は2,800万円(同4.8%下落)。東京都と埼玉県は前年同月比よりもマイナスとなった。

 近畿圏の平均価格は2,942万円(同0.7%下落)。主要府県別では大阪府3,050万円(同7.2%下落)、兵庫県2,822万円(同3.4%下落)、京都府4,290万円(同20.9%上昇)。

 中部圏は2,488万円(同5.6%下落)と連続下落となった。愛知県は2,972万円(同6.1%下落)と下落した。

 宮城県は2,825万円(同3.0%上昇)、福岡県は2,496万円(同2.3%上昇)といずれも上昇した。


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