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新築小規模戸建て価格、東京都が初の7,000万円台

 (株)東京カンテイは8日、2025年4月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,549万円(前月比1.9%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇した。都県別に見ると、東京都が7,186万円(同4.8%上昇)と反転上昇。7,000万円台となったのは、14年4月の集計開始以降初めて。神奈川県は4,909万円(同0.3%上昇)と反転上昇。千葉県は4,733万円(同10.9%)と3ヵ月ぶりに上昇。埼玉県は4,214万円(同0.6%下落)と2ヵ月連続で下落した。

 近畿圏は4,076万円(同0.9%上昇)と連続で上昇。主要府県別では、大阪府が4,039万円(同1.9%上昇)と2ヵ月連続での上昇となった、4,000万円台に乗ったのは3ヵ月ぶりで、最高価格を更新した。兵庫県は4,338万円(同1.9%上昇)と上昇に転じた。京都府は3,932万円(同3.8%下落)と3ヵ月ぶりの下落。

 中部圏は3,814万円(同7.2%下落)と前月に続き下落。愛知県は3,916万円(同6.2%下落)と5ヵ月ぶりに下落した。


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