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東京建物、中規模オフィスビル開発で東海エリア進出

「T-PLUS名駅」外観イメージ

 東京建物(株)は13日、中規模オフィスビル「T-PLUS名駅(ティープラスメイエキ)」(名古屋市中村区)を12日に着工したと発表した。

 「T-PLUS」は、同社の中規模オフィスブランド。2022年4月に初弾の「日本橋小伝馬町」(東京都中央区)を竣工し、以降、「仙台広瀬通」(仙台市青葉区)、「札幌」(札幌市北区)、「仙台」(仙台市青葉区)を竣工させ、全国展開を拡大している。26年3月には「(仮称)八丁堀一丁目オフィスプロジェクト」(東京都中央区)が竣工予定。

 「名駅」は、JR線・東海道新幹線「名古屋」駅徒歩8分、名古屋鉄道「名鉄名古屋」駅徒歩6分などに立地。同物件から徒歩2分の地下街出入り口から地下を経由することで、「名古屋」駅までスムーズにアクセスできる。敷地面積約1,056平方メートル。建物は、鉄骨造地上12階建て、延床面積約6,544平方メートル。なお、同社にとっては16年ぶりとなる名古屋市での新規のオフィス開発。

 オフィスフロア(2~12階)は1フロア約468平方メートルを確保し、最大で4区画まで分割可能。比較的小規模の区画から利用可能な計画とすることで、地元企業だけでなく名古屋に支店を構える企業などのニーズにも応える。一部フロアについては、同ブランドとして初めて、家具付きのセットアップオフィス区画を整備する。

 竣工は27年2月の予定。同社は今後も、全国主要都市における同ブランドの展開を加速していくとしている。


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