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寮・ホテル事業が好調/共立メンテ25年3月期

 (株)共立メンテナンスは15日、2025年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年4月1日~25年3月31日)は、売上高2,289億3,300万円(前期比12.2%増)、営業利益204億9,100万円(同22.6%増)、経常利益214億1,700万円(同1.4%増)、当期純利益145億6,200万円(同17.3%増)となった。

 寮事業では、期初に8事業所・907室を新規開業し、期初稼働率97.0%(同1.2ポイント減)でスタート。コスト管理や販売価格適正化等に取り組み、売上高は549億2,300万円(同5.0%増)、営業利益60億7,700万円(同3.3%増)となった。期末時点の事業所数は526ヵ所(同7ヵ所増)、契約者数は4万3,991名(同1,259名増)となった。

 ホテル事業は売上高1,392億5,000万円(同10.9%増)、営業利益184億9,800万円(同24.6%増)と大きく増収増益した。期中、販売価格適正化や公式サイト・メンバーシッププログラムの強化を行なった結果、高稼働・高単価が継続した。事業所数は138ヵ所(同1ヵ所増)、客室数2万1,440室(同73室増)となった。

 このほか、総合ビルマネジメント事業やデベロップメント事業が順調に成長している。

 次期(26年3月期)については売上高2,740億円、営業利益250億円、経常利益250億円、当期純利益180億円を見込む。 


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