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地所・三井、金町駅北口複合再開発の街区名称を決定

II期完成予想CG

 三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)、三井不動産レジデンシャル(株)は20日、参加組合員として参画している「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区、施行者:東金町一丁目西地区市街地再開発組合)の街区名称を「クロス金町」、商業施設名称を「MARK IS 葛飾かなまち」に決定した。「MARK IS」シリーズとしては4施設目、都内では初。

 JR「金町」駅北口の西側に位置する約3.0haのエリアの再開発。多世代が交流できる複合施設を整備し、地域の回遊性を促進するため、広場や歩道状空地を整備する。敷地面積約2万4,755平方メートル。延床面積約15万9,310平方メートル。

 I期開発は、区のまちづくり用地等に鉄骨造地上5階地下1階建ての低層建物を建設。先行して営業を開始する。金町自動車教習所が移転して再オープンするほか、従前出店者のイトーヨーカドーが「ヨークフーズ」として再出店する。

 II期開発は、既存建物を解体し、鉄骨造地上4階地下1階建ての商業棟と鉄筋コンクリート造地上40階地下1階建ての住宅棟を建設。店舗や公益施設、住宅、駐車場などで構成する。

 「MARK IS 葛飾かなまち」には、アパレルやドラッグストア、飲食店、アミューズメント施設などの商業施設が出店する計画。店舗面積として全体の約7割に当たる約50店舗が2025年夏に開業する。

 竣工はI期開発が同年7月中旬、II期開発が30年11月の予定。


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