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長期優良住宅化リフォーム推進事業者登録を開始

 国土交通省は、2025年度の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の事業者登録の受付等を20日に開始した。

 良質な住宅ストックの形成や、子育てしやすい生活環境の整備等を図るため、良質な住宅ストックの形成等に資するリフォームを支援するもの。戸建住宅または共同住宅のリフォームのうち、インスペクションを実施し、維持保全計画・履歴が作成されたもの、かつ、耐震性と劣化対策、省エネルギー性が確保されている工事を対象に補助を行なう。

 補助対象となるのは、性能向上リフォームや子育て世帯向けの改修工事に要する費用や、インスペクション、維持保全計画・履歴作成に要する費用など。補助率は補助対象費用の3分の1。補助限度額は原則1戸当たり80万円。長期優良住宅(増改築)認定を取得する場合は戸当たり160万円に上限を引き上げる。また、三世代同居改修工事を併せて行なう場合や、若者・子育て世帯が工事を実施する場合、既存住宅を購入して工事を実施する場合は、限度額に50万円を加算する。

 事業者登録は11月28日まで。その他の詳細やスケジュールは、同事業ホームページを参照。


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