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三菱地所レジデンス(株)は21日、「ワンルーム向け収納」を開発したと発表した。同社が新築分譲マンションで行なってきたモノづくりの取り組み「EYE’ S PLUS」をワンルーム向けにアレンジしたもの。
今回開発したのは「洗濯機上吊り戸」と「玄関収納」。ワンルームの限られた空間で収納量を確保し、見た目を整えながらさまざまな一人暮らしに対応できる収納を計画した。
「洗濯機上吊り戸」は、洗濯機の上部に、上にかごが置ける仕様とした3本のパイプを設置。棚の平置きをはじめ、洗濯かごの斜め置き等さまざまな使い方ができる。また、周囲と扉面がそろう開き戸とすることで高級感を保つことができる仕様とした。
「玄関収納」は、下足収納としてだけでなく、共用収納としても使用することが可能。靴を十分に収納しつつも、市販のファイルケースや小物入れと組み合わせて書類や小物を整理したり、防災グッズや普段使いの鞄などを置けるようにした。掃除機やゴルフバッグといった長物収納ができる他、コンセントも設けている。
「ワンルーム向け収納」は、同社が開発する賃貸マンション「ザ・パークハビオ」等3物件への導入が決定している。