不動産投資プラットフォームを運営する楽待(株)は26日、家賃動向に関するアンケート結果を公表した。
調査は4月19~30日、同社サイトに登録している会員を対象にインターネットアンケートを実施した。有効回答数は306人。
過去3ヵ月で家賃を変更したか、という問いに対して、「家賃を上げた」という回答が43%となった。「変更していない」が54%となり、「下げた」は3%にとどまった。今後3ヵ月間の家賃について「上げたい」という回答が61%に達した。
家賃を上げた理由については、「周辺の家賃相場が高い」が67件で最も多く、次いで「物価上昇でコストが上がった」が49件、「金利が上がった」が39件だった。同社は、「周辺の家賃相場とのバランスを重視する人が多く、家賃の値上げには慎重な姿勢がうかがえる結果となった」とコメントした。